次に何のゲームをやるか決められない?選び方のコツ
名作を1本クリアした。ライブラリを開く。選択肢は150本。20分後もまだスクロールし続けていて、どれもピンとこなくて、結局コントローラーを置いてしまう——これがいわゆる「選択のパラドックス」だ。 積みゲーが多いゲーマーからよく聞く悩みでもある。
朗報は、これは解決できる問題だということ。必要なのはゲームを減らすことじゃなく、もっと良い「決め方の仕組み」を持つことだ。 ここでは実際に効果のある方法を紹介する。
方法1 — 今の気分にゲームを合わせる
「気分ファースト」で選ぶ
ライブラリを眺める前に、まず自分に問いかけよう——今、どんな体験をしたい? できるだけ具体的に。「のんびりしたい」だけでは曖昧すぎる。「ストレスなく2時間遊べる、ゆったりしたストーリー重視のゲーム」くらいまで絞り込むと役に立つ。
よくある「気分」のタイプと、それに合うジャンル:
バックログをジャンルで絞り込み、今の気分に合うものだけに絞る。150本の選択肢が10本くらいになれば、ちゃんと選べるようになる。
方法2 — 空き時間に合わせてプレイ時間で選ぶ
HLTB活用法
HowLongToBeatは、ゲーマーが持つ道具の中でも意外と使われていない便利ツールだ。 始める前にそのゲームのプレイ時間を知っておくだけで、バックログへの向き合い方がガラッと変わる。
- 今週は夜2回分空いてる? 8〜12時間くらいのゲームを選べば、現実的にクリアまで辿り着ける。
- 今月は忙しい? 80時間クラスのRPGに手を出すのはやめて、5回のプレイでクリアできそうなものを選ぼう。
- 2週間の休みがある? そこで満を持して、後回しにしてきた広大なオープンワールドに挑戦しよう。
ゲームを途中で投げてしまう最大の原因は、今の生活リズムに対して長すぎるゲームに手を出すことだ。 プレイ時間を実際の空き時間に合わせることが、クリア数を増やす一番の近道になる。
方法3 — 「短い1本・長い1本」のローテーション
同時に2本を進行中にしておく——1本は本腰を入れて遊ぶ長編、もう1本は45分未満のプレイ用の短編。 両方が少しずつ進んでいくので、詰まった感じがなくなる。
これは、まとまった時間を取りにくい人に特に向いている。30分しかないとき、セーブデータ管理がシビアなRPGで「時間を無駄にしている」というプレッシャーを感じると、せっかくの楽しさが台無しになる。 そういうときこそ、短編ゲームの出番だ。
方法4 — 直前にクリアしたゲームから次を選ぶ
名作をクリアした直後は、その熱量を一番活かせるタイミングだ。自分の好みが一番はっきり見えている瞬間なので、それを活用しよう。
自分に問いかけてみよう——そのゲームの何が具体的に好きだった?雰囲気?戦闘システム?物語のテンポ?世界観のつくり込み? ジャンルではなく、その「好きだった要素」を基準に探すのがポイントだ。「Disco Elysiumみたいなゲーム」と言うとき、実際は「文章と倫理的な奥深さが優れたゲーム」を指していることが多く、単に「RPG」という意味ではない。
ここで、トラッカーによるパーソナライズされたおすすめが本当に役立ってくる。Redditでおすすめを聞くと(どうしても人気タイトルに偏りがちだ)、 自分の全プレイ履歴を把握したレコメンドエンジンなら、自分の好みのプロファイルにピタッと合うゲームを見つけてくれる。
方法5 — パーソナライズされたおすすめを使う
「2024年のベストゲーム」のような一般的なリストは、すでに半分プレイ済みだったり好みに合わなかったりすると意味がない。 本当に必要なのは、こういう情報を踏まえたおすすめだ:
- どのゲームをクリアしたか(つまり最後まで気に入って遊んだもの)
- 高評価をつけたゲームと、途中でやめた(ドロップした)ゲーム
- お気に入りの作品群に共通して出てくるジャンルやテーマ
- まだプレイしていないゲーム
これをやっているのがNXTOのレコメンドエンジンだ。クリア済み・評価済みのゲームのジャンル、タグ、ゲームシステムを分析し、 14,000本以上の評価付きゲームカタログから、そのプロファイルに合致するタイトル——まだ所有・プレイしていないタイトル——を見つけ出してくれる。
おすすめは、評価をつけるたびに精度が上がっていく。20〜30本クリアして評価をつけた頃には、提案の的確さがはっきり実感できるようになる。 多くのユーザーが「完全に忘れていたのに、やってみたら本当に好きになったゲーム」を見つけられたと報告している。
方法6 — 5分ルール
2〜3本に絞ってもなお決められないときは、とりあえず1本を起動して、5分だけプレイすると決めてしまおう。 5分経っても全く惹かれなければ、次の1本に切り替える。当たり前に聞こえるかもしれないが、これが無限スクロールによる思考停止を打ち破ってくれる。 もう頭の中だけで選んでいるのではなく、実際にプレイしているからだ。
注意点:これは「何を試すか」を決めるための方法であって、そのゲームが良いかどうかのフェアな判定にはならない。 多くの名作は30〜60分かけてようやく本領を発揮する。5分ルールはあくまで「何も始められない」というループを断ち切るためのものだ。
すべてに共通すること
上で紹介した方法はどれも、自分が何を持っていて、何をクリアしたかをはっきり把握できていることが前提になっている。 ライブラリが4つのプラットフォームに分散していて、全体を一度に見られないなら、どの方法を使っても常に情報不足のまま判断することになる。
すべてのプラットフォームをカバーし、プレイ時間の目安を表示し、プレイ履歴全体からおすすめを組み立ててくれるバックログトラッカーこそが、これらの方法を実際に機能させる土台になる。