積みゲーが手に負えない!ゲームのバックログ管理術
Steamには一度も起動していないゲームが300本。セールで買ったPS5タイトルの山。Nintendo Directのたびに増えていくSwitchのライブラリ。そして、いざ遊ぼうとすると20分もスクロールした挙げ句、結局あきらめてYouTubeを見てしまう。
そんなの、あなただけじゃありません。今のゲーマーにとって積みゲーは本当に深刻な問題です。ゲームは安くてたくさんある一方、クリアするには本物の時間がかかりますからね。でも、バックログは罪悪感の元である必要はありません。ちゃんと仕組みを作れば、本当に楽しめる自分だけのライブラリに変わります。
ここでは、実際に効果のある方法を紹介します。
ステップ1 — まずは正直に棚卸し
持っているゲーム、遊びたいゲームを全部書き出す
管理するには、まず全体を把握することが大事。Steamのライブラリ、PS5のコレクション、Switchのソフト、Game Passの履歴、GOGのライブラリ、そして棚に並ぶパッケージ版まで、ひと通りチェックしましょう。絶対遊ばないと分かっているゲームも含めて、すべてトラッカーに追加します。全部リストアップすれば、自分がどれだけ溜め込んだかと正直に向き合えます。
「Dropped」は思い切って決める
すべてのゲームがアクティブなバックログに入る価値があるわけではありません。2年前に始めたきり、また遊びたい気持ちが湧かないなら、Droppedにしてしまいましょう。それは挫折じゃなく、本当は望んでいなかった義務感と罪悪感から自分を解放することです。ゲームをやめるのも、立派な選択肢です。
ステップ2 — ステータスを使いこなす
バックログトラッカーのいちばん便利なところは、ライブラリを意味のあるグループに分けられること。使いやすいステータスはこんな感じです。
- Backlog — 順番待ち、未プレイ
- Playing — 現在プレイ中
- Done — クリア済み(最低でもメインストーリー)
- Dropped — 続けないと決めた
- Wishlist — まだ持っていないけど欲しい
ポイントは、「Playing」はほぼ常に多くても1〜2本までにすること。7本も「プレイ中」にしているのは、ゼロなのと同じです。しょっちゅう切り替えて、結局どれもクリアできません。メインの1本と、30分しかないときに遊べる短めの1本を選びましょう。
ステップ3 — HowLongToBeatで現実的に計画する
Elden Ringのクリアに約60時間かかると分かれば、取り組み方が変わります。Celesteなら約8時間とわかれば、今週末にクリアできそうだと現実的に考えられます。HLTBのデータがあれば、ぼんやりした「いつかやろう」が具体的なプランになります。
次に遊ぶゲームを選ぶときは、今の生活スタイルに合わせてボリュームで絞り込みましょう。2週間の休みが取れるなら、80時間のRPGに挑むチャンス。仕事が忙しい時期なら、5〜10時間のカテゴリから選びます。
NXTOなら、追加したほとんどのゲームにプレイ時間の目安(プレイヤーが報告した平均時間)が表示されるので、わざわざ自分で調べなくてもクリアまでの時間がすぐ分かります。
ステップ4 — 義務感じゃなく、気分で優先順位を決める
バックログ管理で多いのが、積みゲーをToDoリストのように扱って、順番通りにこなしたり、いちばん「名作」とされるゲームから義務的に遊んだりしてしまうこと。これは燃え尽きへの近道です。
代わりに、今まさにワクワクしているゲームを5〜7本ほど、ジャンルもボリュームもバラバラに選んで短いリストを作っておきましょう。クリアしたときや熱が冷めたときは、その中から気分で選びます。頭を空っぽにしたいときはアクションRPG、物語にどっぷり浸りたいときはナラティブ系、1時間しかないときは短めのプラットフォーマー、という具合です。
ステップ5 — 何年も遊ばないゲームを買うのをやめる
これがいちばん効果的なバックログ対策ですが、誰も聞きたくない話でもあります。ゲームはいつもセール中で、3ドルなんて安く感じるから、遊ぶペースよりも積むペースのほうが速いんです。買う前に確認しましょう。今のバックログに、その新作よりも本当に遊びたいゲームはありませんか? あるなら、Wishlistに入れておいて、余裕ができてから買えばOKです。
トラッカーのWishlistはまさにそのためのもの。ゲームをメモしておけば忘れないし、本当に遊ぶ余裕ができるまで積みゲーの山に加えずにすみます。
ステップ6 — 迷ったらレコメンドに頼る
バックログ管理でいちばん動けなくなる瞬間は、最高のゲームをクリアしたあと、次に何を遊べばいいか分からなくなったときです。200本の中をスクロールしても、ピンとくるものがありません。
そこで本当に役立つのがレコメンドエンジン。ありきたりな「今年のトップ10」ではなく、あなたがクリアして楽しんだゲームをもとにした提案です。Hollow Knightをクリアして高評価をつけたなら、次はOriやDead Cells、Hadesが気になるはず。Call of Dutyじゃないですよね。
ステップ7 — 積みゲーの量じゃなく、クリア率を見る
バックログの大きさではなく、クリア率に目を向けましょう。今年20本クリアしたなら、たとえ25本買い足していても大成功です。プレイ時間、クリア本数、遊んだジャンルなどの統計を記録すれば、不安の種だったものが、誇らしい気持ちになれるものに変わります。