積みゲーを途中でやめてしまう理由(そして最後までプレイするための方法)
本気でゲームをプレイしている人のライブラリには、必ずどこかに「3時間、5時間、あるいは10時間プレイしたまま二度と起動していないゲーム」のフォルダがあるものだ。それはゲームの出来が悪かったからではなく、タイミングや気分、その瞬間の巡り合わせがズレていただけ、というケースがほとんど。なぜそれが何度も起きるのかを理解することは、どんな根性論よりも役に立つ。
ゲームを投げてしまう本当の理由
そもそも気分に合わないタイミングで始めてしまった
サクッと頭を使わずに遊びたい夜に、会話量の多いスローペースなRPGを起動してしまったら、集中力が続かないのは当然。でもそれをゲーム自体のせいにしてしまいがち。この「ミスマッチの罠」を避ける方法は 気分に合ったゲームを選ぶ方法を参考に。
同時に「プレイ中」のゲームが多すぎた
同時に3本も4本もプレイしていると、どれも最後まで押し切るための勢いが生まれない。それぞれの進み方が遅く感じられ、結果として「また戻ろう」という気持ちも薄れていく。これは自己増殖的なスパイラルで、最終的には全部が止まってしまう。
そのプレイ時間がその月の生活リズムに合っていなかった
80時間級のオープンワールドを、本当に忙しい時期に始めてしまうと、ゲームが悪いわけではなく「ただ投げられる」ことになる。6週間も間が空けば操作方法やストーリーを忘れてしまい、続きから再開するより新しいゲームを始める方が楽に感じてしまうからだ。
具体的で解決可能な「壁」にぶつかった
難易度の急な上昇、わかりにくい目的、バグなど――これは漠然とした「興味がなくなった」ではなく、はっきりした障害によるもの。実はこれが一番直しやすい(攻略情報を見る、パッチを当てる、難易度を下げるなど)のに、一番気づきにくい。調べようと思う頃には、すでに他のゲームに気が移ってしまっているからだ。
「Dropped」は失敗じゃない。データだ
途中でやめたゲームには罪悪感を覚えて、終わったわけでもなく、頭の中の「いつか戻る」リストから消すわけでもなく、中途半端な状態で放置してしまいがち。でも「Dropped」にして次に進むことは、思っている以上に意味がある――それは「何が合わなかったか」の正直なシグナルであり、AIによるおすすめ機能を使っているなら、Droppedにしたゲームも「次に何を避けるべきか」をAIが判断する材料になる。詳しくは AIのおすすめが評価とDropped履歴をどう使うかを参照。
実際に「最後までプレイする確率」を上げる方法
- 「Playing」状態のゲーム数に上限を設ける。 現実的には2本――長いの1本、短いの1本――くらいが、勢いを4分割せずに保てるちょうどいい数。
- 始める前にプレイ時間をチェックする。20時間入ってからじゃ遅い。 HLTBのおおよその目安と、今月実際に使える時間を照らし合わせるだけで、ほとんどの「投げ」は未然に防げる。
- 評価とDroppedは正直に、その都度やる。 願望ではなく現実を反映したbacklogこそが、優先順位付けやおすすめ機能、気分マッチングといった他のすべての仕組みを正しく機能させる土台になる。
最後までプレイできるかどうかは、根性の問題じゃない。正しいゲームを、正しいプレイ時間で、正しいタイミングで始めること――それこそが、きちんと管理されたbacklogが可視化してくれるものだ。